Tim Wendelboeのオスロコーヒーカップ(Figgjo Oslo Cups)

 

X(Twitter)で、Tim Wendelboe(ティムウェンデルボー)のオスロカップについて投稿しています。


コーヒー好きの方ならご存じの方も多いと思いますが、ノルウェーの世界バリスタチャンピオン「Tim Wendelboe」氏が開発した、オスロコーヒーカップを個人輸入してみました。

TimWendelboeーFiggjoOsloCups

詳細は公式の商品ページメーカーサイト(Figgjo)でご確認いただければと思いますが、形の違いで「スプリット(写真左)」「オープン(中央)」「チューリップ(写真右)」の3種類があり、コーヒーの特徴に応じてカップを使いわけることが推奨されています。


例えば、飲み口が広がった「スプリット(左)」は、フルーティーでフローラルな香りが強く、酸味が強いコーヒー用に設計されています。ケニア産とエチオピア産のコーヒーにはこのカップを使用するのがよいそうです。


飲み口がすぼまった「チューリップ(右)」は、エルサルバドルやブラジルの典型的なブルボン、インドのコーヒーのような酸味の少ないコーヒー用に設計されています。


一番ベーシックな形の「オープン(中央)」は、オールラウンド用とされています。


で、実際に使ってみてどうなのか。確かにカップの種類で同じコーヒーでも味の印象やニュアンスが異なるので、毎回どのカップで飲むと一番おいしく感じられるのか、比べながら試すのが楽しいです。


個人的な感想ですが、スプリットやチューリップは、コーヒーを少量入れて、カップを回して攪拌しながらアロマを感じたり、少し飲んで味やフレーバーの違いを確認したり、テイスティングに使用するのがいいかなと思います。

oslocupsーsplit-turip


オープンは飲みやすく、ある程度の量がすっと口の中に入ってきます。なので、カップの半分以上コーヒーを入れて、一般的なコーヒーカップとして使うのがいいかなと思います。

oslocupsーopen


なお、このカップに限った話ではありませんが、同じカップを使って飲み続けることで、異なるコーヒー間での味の比較もしやすくなります。


oslocupsーupper-sideview

上からと横から、写真を撮ってみました。飲み口の形状以外にも、カップ底面の面積やラウンドの形状がそれぞれ異なっていることがわかります。それらが、飲み口や味の違いに影響していることが体感できます。Tim Wendelbo氏のこだわりが感じられます。


ちなみに、オスロカップとは別でORIGAMIのセンサリーフレーバーカップ(下写真右)を所有しています。こちらは高さ1/3くらい、一番直径が太いあたりまで量を入れて、少量をテイスティングというよりコーヒーカップとして使うのがよいかなと思っているのですが、オスロカップで例えるなら、オープンとスプリットを足して2で割ったような使い勝手のイメージです。

osloーorigamicup


ORIGAMIさんはドリッパーのイメージが一般的かと思いますが、左右非対称のセンサリーアシンメトリーカップなども展開されていて、カップへのこだわりも強く感じますね。


こうしたカップ形状の工夫は、他には有名どころだとOREAや以前ブログで取り上げたことがあるICOSA Brewhouse2-WayCup、またThe NEAT Glassのようなウィスキーのテイスティンググラスの領域でも取り組まれています。もしご興味あればトライしてみてくださいー!!



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