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2月, 2025の投稿を表示しています

Lavazza スーパークレマ Amazon経由で購入した海外エスプレッソ豆が意外に新しくて驚いた!!

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X(Twitter) で、Amazon経由で購入したエスプレッソ豆「 Lavazza スーパークレマ (Super Crema)」について投稿しています。届いた豆が思っていたより新鮮でびっくりしたー!という内容です(タイトルそのまま。。) さて、海外のYouTubeや投稿サイトを見ていると、おすすめのエスプレッソ豆がいろいろと紹介されています。その中には、日本で発売されていないブランドの商品も多く、今なんでも手に入る時代といわれていますが、まだまだ知らないものが世界にはたくさんあるなーと感じます。特に日本ではエスプレッソよりもドリップが主流ですので、さらに取り扱いも少ないのかなと思います。 今回購入した Lavazza スーパークレマ は、海外ではメジャーですが、日本では流通していない豆になります。一般的な入手方法として考えられるのは、海外ECサイトだったり、メーカーの直営サイトといったところかと思いますが、エスプレッソ豆のメーカーは欧米が中心で、国外出荷に対応しているかどうかや、イタリアなどヨーロッパの国々ではEC圏外への発送に対応しているかどうかが問題になり、この時点で結構な選択肢が消えていきます。。もし発送に対応していたとしても、DHLやFedExといった配送費が高額なため、トータルで高くなってしまうので、よほど興味がない限り、おすすめしづらいのも事実です。 さらに、もし苦労して入手したとしても、製造年月日が古い可能性があります。例えばイタリアでは賞味期限が2年間で設定されているそうですが、そうすると流通側がその期間は販売可能として取り扱ってストックしてしますので、購入した時点で焙煎して半年から1年以上が経過していることもザラにあるようです。Amazonでレビューを見ていても、例えば発送元がAmazonだったりすると結構この手の問題で評価が低くなっているケースが多くみられます。 そんな中、今回私が購入したのは、同じAmazonでもマーケットプレイスの商品で、Amazonではない海外セラー( Ademさん )が販売していた商品です。ただレビューも少ないですし、パッケージの写真も古いものでしたので、本当に意図しているものが届くのかどうか、あやしい?(ごめんなさい)状況で注文しました。 で、今年2月に入ってから注文したのですが、なんと1週間くらいで届きました(早!)...

ついに純正品が登場! デロンギ製51mmボトムレスポルタフィルター (デディカ、ラ・スペシャリスタ用)

X(Twitter) で、デロンギから今後発売とすると思われる純正の 51mmボトムレスポルタフィルター (YouTube動画)について投稿しています。 セミオートの家庭用エスプレッソマシンを使って、本格的にエスプレッソを入れたい場合に、欠かせないアイテムになっているのが「ボトムレスポルタフィルター」。非加圧バスケットを使った抽出の際に、チャネリングが起きていないかどうかパッキングの精度がチェックできるのと、抽出液がそのままカップに落ちるのでクレマが消えにくいといった点がメリットかと思います。 デロンギでは デディカ や スティローザ といった機種が家庭用エスプレッソマシン入門機の代名詞になっていますが、これまではメーカー純正のボトムレスフィルターが存在せず、 サードパーティの商品 を探してくるか、純正ポルタフィルターを加工して使う必要がありました。 今回 YouTube にアップされたデロンギ純正のボトムレスフィルターは、サイズが51mmで3耳タイプ。 デディカ や ラ・スペシャリスタ で使用できる商品のようです。重さなどスペックの詳細は不明ですが、これが手軽に手に入るようになり、仕様も問題がなければサードパーティを探す必要がなくなりそうです。メーカーから出るということは、それだけ本格派志向のニーズが市場で高まっている証なのかもしれません。 ちなみに スティローザ や ECP は2耳なので、この純正ボトムレスフィルターは使えません。あと3耳でもデロンギ以外のメーカーだとサイズは合わないと思います。 地味に参考になったのは、メーカー推奨のバスケットやポルタフィルターのメンテに関する部分。ポイントとは洗剤や食洗器を使わずに40度のお湯で洗うこと、週に1回洗浄用タブレットにバスケットを漬け込んで洗うこと。そう言えば、以前メーカーの人にバスケットは洗剤つけないように言われたことを思い出しましたが、個人的には清潔に使いたかったので毎回洗剤つけて洗っちゃってました。。洗浄タブレットは汎用品で代替えが効くと思うので、この動画をきっかけに運用を変えてみようかなと思いました。 その他、動画の中では、日本未発売の「 ラ・スペシャリスタ タッチ (EC9455.M EX:2) 」や、見慣れない形のタンパーやガイド、ハウジングといったアクセサリー類も映っていました。興味はあるのですが、い...

Pump My Moka モカポットの常識を覆す、画期的な商品が安くなっている?!(ような気もする)

  X(Twitter) で、モカポットにつなげる画期的な器具、 Pump My Moka について投稿しています。 皆さんは、モカポットをお持ちでしょうか? マキネッタ とか ビアレッティ っていったりもすると思いますが、「イタリアの家庭に必ず1台はある」と紹介される機会も多い、エスプレッソ風の濃いコーヒーを抽出してくれる定番の器具です。 そのモカポット、これまでは下部のタンクに水を入れて、沸騰に近い温度まで加熱して使用するというのが定説、もう常識中の常識なお話でしたが、そのタンクになんと手動ポンプと温度測定シールをつけて、水を沸騰させなくても自分の好きな温度で抽出できるようにしてしまったのが、この Pump My Moka です。なんとも画期的!!とても素晴らしいアイデアだと思いました。 ただ問題があって、少々お高いんですよね。。日本では流通していないようで、商品構成もいまいちわからないのですが、 IH版 と思われる通常商品が実勢で140ユーロ(約22000円)くらいします。今は 家庭用エスプレッソマシン もだいぶ安くなっていますので、同じくらいの値段ならエスプレッソマシンのほうがおすすめですし、アイデアの素晴らしさに反して価格の面ではあまり魅力的といえない商品でした。。 とても残念に思っていたところ、、なんとEspresso Coffee Shopというイタリアのネットショップで、 ビアレッティ3カップとのセット商品 が90ユーロ(約14000円)で販売されていました。日本からも購入できるようで、送料は35ユーロ(約5500円)。これは安い?!(ような気がする)。IH版じゃなくてコンロ仕様だから安いのかな? ちなみにビアレッティ3カップのAmazon価格は 通常版 が約5700円、 ドルチェ&ガッバーナ版 だと約14000円なので、ドルガバデザインと同じ価値と思えばよいのかもしれません。 昨今いろんな抽出器具がありますので、今となってはモカポットが好きな人にしか響かない商品かもしれませんが、モカポット抽出を極めたい貴方には、とてもよい機会なのでは?と思いましたので、紹介させていただきましたー!! Instagram( @pump_my_moka )

【クイックレマ】加圧バスケットでも、LeverPresso用を使うと もっと美味しくなる! 

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前回の 非加圧バスケット編 に引き続き、今回は クイックレマ で使用できる「加圧バスケット」についてのお話です。 結論を先に言ってしまうと、 LeverPresso用の加圧バスケット は個人的に超おすすめです(ホルダー内のパーツとバスケットが干渉する可能性があるので、ご使用は自己責任でお願いします) クイックレマ純正(左)とLeverPresso用(右)の加圧バスケット クイックレマ純正(左)と比べると、LeverPresso用(右)は底が深く、穴のレイアウトも異なる さて、ご存知の人も多いかと思いますが、クイックレマ純正のフィルターバスケットは「 加圧式」と呼ばれる2重底タイプを使用しています。 加圧バスケットの一般的な特徴は、底穴がひとつしかないので圧力がかかりやすく、 コーヒー豆のグラインドサイズを 細かく調整しなくても、粉量と抽出量の レシオを適切に合わせることで、 そこそこ美味しいエスプレッソを抽出することが可能になります。 特に 市販のエスプレッソ粉 を使用する時は 必須のパーツといえます。 クイックレマ純正(左)とLeverPresso用(右)の底面。穴の大きさが違う? ただ抽出ロジックが非加圧バスケットとは異なり、クレマの質が粗い泡状になりがちなので、より本物志向の方には敬遠されてしまうのも事実です。 クイックレマ純正バスケットでの抽出例:クレマに粗い泡が目立つ で、まずクイックレマ純正バスケットの特徴ですが、容量が約12gとダブルサイズ 用としては小ぶりです。 流出速度が最大3g/s程度と速く、味もあっさりめに仕上がる傾向にあります。 クイックレマ純正バスケットで120ccのお湯を抽出した際の流出速度(最大3g/s程度) ちなみに、カタログ等では「 約30秒で50ml抽出 」と謳われていますが、実際にはもっと速く抽出が進む印象です。経験上30秒抽出すると60g以上抽出されています。 レシオでいうと1:5相当、 ネスプレッソ や ドルチェグスト のようなカプセル式のエスプレッソマシンに近しい抽出仕様だと考えます(参考: メーカーレシピページ )。 もし純正バスケットを使って、本格的なエスプレッソのレシオ1:2で抽出したい場合、粉12gに対して抽出量24g、最短で約8秒しか時間が掛からない計算になります。対策なしで普通に抽出すると、さすがに速すぎて味が...