純水にもいろいろ 水どうする?問題/Third Wave Water(その後)
X(Twitter)で、Third Wave Waterとその粉末を溶かすための「純水」について投稿しています。
以前より市販のミネラルウォーターをいろいろと試していました。私の抽出スキルの問題もあったと思いますが、仮に「軟水」カテゴリーに絞ったとしても、選んだ水によってコーヒーの味にばらつきがあり、自分の中でどれが本当のそのコーヒーの味なのか基準を決めることができない状況が続いていました。
で、ちょっと前にThird Wave Waterを個人輸入して、その粉末を市販の赤ちゃん純水に溶かして抽出するようになりました。
抽出方法も、円錐ドリッパー等の透過法からクレバードリッパーによる浸漬法に切り替え、グラインドサイズもSCA標準の20メッシュに合わせていくことで、比較的安定して美味しいと思えるものが抽出できるようになり、比較する際の「基準」らしきものが自分の中でだんだんと出来上がってきました。
引き続き検証中ではありますが、例えば同じ種類のThird Wave Waterの粉末を使用したとしても使用する「純水」の種類によってコーヒーの味が異なることが、体験上明確になってきたので、先日Xでつぶやいてみた次第です(笑)
何のこと「?」な人に、もう少し補足説明すると、純水の場合、ペットボトルのパッケージに書かれている栄養成分表示(食塩相当量、カルシウム、マグネシウム、カリウム等)は全て0gです。すなわち硬度も全て0mg/Lです。
その意味では同じ水であるはずなのに、実際に粉を溶かして飲んでみると味が異なります。pHメーターで測ってみても、微妙に値が異なります。要は「純水」と呼ばれるレベルにおいても、成分表示以外の水溶物に違いがあり、味に影響しているということです。
私も専門ではありませんが、ざっと調べたところ、まず地下水と海洋深層水では、そもそも水の成分構成に違いがあるので、その影響があるだろうと考えています。Hexa-diagramと呼ばれるの主要イオン成分の構成を示す多角形模グラフで両者を見ると、日本の地下水はCaとHCO3が多いタイプの水質が多いのですが、海洋深層水だとそれらは少なくNaやCl、Mgが多くなります。
仮に、これらを原水として逆浸透膜(RO膜)でろ過して、イオン等不純物を取り除いたものが「純水」という商品だとすると、取り除けず水の中に残った成分はそれぞれ異なっているでしょうし、結果として抽出した際の味も違ってくるはずです。
また、同じ地下水ベースの純水だったとしても、加熱殺菌処理の有無によって味のノリが違っている気がします。これは比較した種類が少ないので、たまたまそうだったのかもしれませんが、採水地の違いによっても異なっている可能性があります。
まあ、なんと言いますか、水はやっぱりカオスですが、コツはつかみだした気がします。さらにグラインダーが違えば、同じカスタム水だったとしても味が違ってきます。こうした違いがわかるようになるのも、コーヒーの楽しさなのかなと思います。
◎X(Twitter)
◎Third Wave Water
◎純水
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